電話線の繋がっていない風の電話 大切な人に対して
こんばんわ。
フィリピンの生活は1ヶ月以上が経過しました。
なかなか上手くいかないこともありますが、頑張っていきます。
さあ
今回のお話ですが
皆さん身近な人が亡くなったら何を思うでしょうか?
家族、親戚、友達、親友
人は誰かに支えてもらい
誰かを支えて生きています。
その一人がいなくなってしまうって
本当に悲しいことですよね。
だからこそ
何気ない時間って本当に大切にしないといけないと思います。
その時間はいつ終わるのかわかりません。
もしかしたら明日
もしかしたら2時間後
もしかしたら30分後
今までの生活から何かがなくなるかもしれない。
震災によって
たくさんの人がなくなったのは皆さんも知っているはずです。
そして、今なお行方不明の人もいます。
突然起こった大震災。
せめて最後に何かを話したかったと思っている人なんて山ほどいます。
その声、思いを届ける場所があります。
それが岩手県大槌町
被災地を見下ろす丘の上にある「風の電話」
白い電話ボックスの中には
線の繋がれていない黒電話
にっこり笑っているお地蔵様
たくさんの思いが書かれたノート
約5年経ちますがのべ1万人以上の人たちがこの電話ボックスに来ています。
電話ボックスを設置した佐々木格さんは、
『本当に一瞬でたくさんの命が奪われました。心のケアが必要となってくるでしょう。電話線は繋がっていません。思いを風に乗せるために作った。どれだけ月日が経ったとしても大切な人を亡くした悲しみは深い。風の電話で話すことで、電話ボックスの中に悲しみの半分で置いていってほしい。』とおっしゃっています。
電話ボックスの中には、ノートが置いてありたくさんの声が綴られています。
電話線はつながっていませんが、
相手の声は聞こえませんが
その声は思いは必ず届いていると思います。
風によって思いを届ける。
風の電話が紹介されていた番組では
体験した人にしかわからない感情、思いが言葉となり、
私自身も自然と涙が流れました。
東日本大震災から約5年が経っており
町や道路が新たに建ち、地震の爪痕の形がすこしずつ無くなっていきますが、
人の心の傷はまだ癒えないし、癒えることはないかもしれません。
でも
私はそんな人たちにすこしでも寄り添えるような力になれるような人になりたい。
そして
すこしでも今を大切にし
周りの人を関わっている人を大切にしていきたいです。
NHKスペシャルで風の電話について紹介されています。
この番組をみて風の電話のことを知りました。
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