原爆ドームから考える震災遺構について 反対or賛成??
こんばんわ。
暑い夏に差し掛かっている日本と同じように、
フィリピンも蒸し暑い日が続いています。
熱中症にならないようにしましょうね。
さあ、
今日は、前の記事から派生したお話です。
前の記事は
岩手県大槌町にある風の電話について紹介しました。
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東日本大震災や熊本地震など
日本は地震大国とも言われるほど地震が多い国です。
地震というのは、
今まであったもの、思い出などが一瞬にしてなくなるものです。
時間は流れていき、
地震の爪痕はどんどん無くなっていき、
元通りの景色に戻っているかもしれません。
しかし・・・
被害者の声の中で一番印象に残った言葉は、
「もう五年ではない。まだ五年しか経っていない。
これからまだまだ付き合っていかないといけないと思うと大変だ。」
そう
実際に被災していない人からもう五年経ったという感覚かもしれませんが、
被災された方はまだ五年しかたっていないという感覚なのです。
前の記事にも書いた通り
人の記憶ってどんどん忘れてしまうものなのです。
どれだけ悲しいことがあったとしても自然と忘れてしまう。
自然の怖さや人間の儚さを地震で感じたけれども
時間が経てばどんどん忘れていってしまう。
そのためには
やはり形で残さないといけないと感じました。
それこそ震災遺構ではないかと思います。
震災遺構というのは
震災が原因で倒壊した建物などであるが、次世代に向けた震災が起きたという記憶や教訓のために取り壊さないで保存しておくというもの。(Wikipediaから)
被災者にとっては
震災遺構を見るだけでつらい。
心が痛いのでつぶしてほしい。
維持コストが高すぎる
など反対意見もありますが
震災遺構によって
忘れたしまった記憶を蘇らせるものができます。
その例が広島県の原爆ドームです。
原爆ドームも当時は即座に壊してほしいという声がほとんどだったが、
今もなお震災遺構のひとつとして役割を果たしています。
原爆ドームはたくさんの人が訪れており、
原爆の恐ろしさを感じることができ後世にしっかりと伝えることができます。
さまざまな葛藤や思いがあっていまの原爆ドームがあると感じます。
東日本大震災発生後、さまざまな建物が解体されました。
維持費や住民の意見を考慮してのことですが、
やはり震災遺構は全てを撤去するのではなく
少なくとも1つは残しておき後世に受け継いでいかないといけないと私は思います。
言葉で伝えるよりも
形や実際にその場に行くことのほうが記憶に心に残るのではないでしょうか。
ただ、一つだけ言っておきたいことがあります。
それは、その場を訪れた人も節度を持った行動をしないといけないこと。
原爆ドームでははしゃいだり、ピースをしたりして写真を撮っている人を見たことはありませんか?
その場にあった行動をする。
それこそ被災者を思う気持ちではないのでしょうか。
みなさんは震災遺構についてどう思いますか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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NHK NEWS WEB 東日本大震災の声について
→ http://www3.nhk.or.jp/news/shinsaiportal/
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過去の記事はこちら。
サッカーについて、電話線の繋がっていない風の電話について、熊本地震で感じたことなどを書いております。
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